実家じまいの進め方
新潟で実家が売れないときにできること|売れない理由の見分け方と、8つの選択肢の費用・期間・注意点
新潟の実家が売れないときに、名義・再建築不可・建物の傷み・残置物・価格などの理由を見分け、価格の見直し、買取、空き家バンク、解体、相続土地国庫帰属制度、寄附、管理の継続を、費用・期間・注意点で比べます。公式情報だけで整理しました。
更新日: 2026-10-11/この記事には広告(PR)を含みます。広告について

**結論:まず「売りに出せない状態」なのか、「出したのに決まらない状態」なのかを分けます。**前者は、名義や荷物や境界といった準備の問題で、直せば進みます。後者は、価格、建物、土地の条件が理由です。**最初の一歩は、登記事項証明書(法務局で取れる、名義と土地の情報の書類)と、固定資産税の納税通知書を取り、名義と地目(土地の使われ方の区分)を確かめることです。**どうしても売れないときの選択肢には、国に土地を引き渡す制度、自治体への寄附、管理を続ける方法があります。ただし、建物がある土地は国に引き渡せません。新潟市は、建物が付いた土地の寄附を受け付けていません。寄附は、受け入れるかどうかを自治体が決めます。
内容は、2026年10月11日時点の国・法務局・裁判所・新潟県・市の公式ページで確認できたものだけです。公的な目安が見つからなかった項目は、そう書きました。確認できなかった項目は「※確認中」と書いています。税金と法律の個別の判断は、税理士・司法書士・弁護士に確認してください。この記事では、特定の会社や事務所を勧めません。
この記事で分かること
- 「売れない」の2つのタイプと、理由の見分け方
- 8つの選択肢の、費用・期間・注意点の比較
- 国に引き渡す制度と、自治体への寄附が使える条件
- 県外に住む人が、どの順番で進めるか
- 相談できる窓口
県外に住む50代の子ども世代が、親の実家を相続した、または相続が近い場面を想定しています。
「売れない」には2つのタイプがある
| タイプ | 状態 | 主な原因 | 最初にやること |
|---|---|---|---|
| A. 売りに出せない | 会社に頼めない、または頼んでも進まない | 名義が故人のまま、共有者の同意がない、荷物が残っている、境界が分からない | 書類と家の状態をそろえる |
| B. 売りに出したが決まらない | 内覧や問い合わせが少ない、または価格が合わない | 価格、建物の傷み、再建築不可、立地 | 会社からの報告を見て、条件を見直す |
AとBが重なる家もあります。Aを先に直します。名義や荷物が未整理のままでは、Bの検討に進めないためです。
売れない理由の見分け方
| 理由 | 見分け方 | 公式に確認できたこと | 次の一手 |
|---|---|---|---|
| 名義が故人のまま | 登記事項証明書の所有者欄が亡くなった方 | 相続登記は、相続を知った日から3年以内の義務。令和6年4月1日より前に相続を知った未登記の不動産は、令和9年(2027年)3月31日まで(法務省)。所有権の移転登記を共同で申請するときは、原則として登記義務者(売買なら売主)の登記識別情報(登記名義人本人であることを確かめる12桁の符号)が必要(法務局) | 相続登記を先に進める |
| 共有名義で話がまとまらない | 登記事項証明書に、複数の名義人 | 不動産全体を売るには、共有者全員の売る意思が前提。所在が分からない共有者には、裁判所の手続きがある(法務省) | 全員で方針を決める。決まらないときは、司法書士・弁護士に相談 |
| 再建築不可(建て替えができない土地) | 家の前の道が建築基準法の道路か、敷地が2メートル以上接しているかを市に照会 | 敷地は、建築基準法上の道路に2メートル以上連続して接していないと、建築物を建てられない(新潟市) | 市の建築担当課で道路の種類を確認し、会社に最初に伝える |
| 建物が傷んでいる | 雨漏り、雪による屋根・壁の損傷、傾き | 雪処理がされていない空き家には、落雪や倒壊の危険がある。管理は所有者の責任(新潟県) | 写真に残す。解体して土地で売る方法も比べる |
| 荷物が残っている | 家具、家電、仏壇、農機具などが残る | 家庭の残置物は一般廃棄物。解体やリフォームの前に、所有者が処理する。許可のない業者の処理は禁止(新潟市) | 片付けの方法を決める |
| 境界・面積が不明 | 境界の杭がない、隣地と図面が合わない | 境界の調査・測量の相談先に、新潟県土地家屋調査士会が県の窓口一覧に載っている | 調査士会などに相談 |
| 地目が農地・山林 | 納税通知書の地目が田・畑・山林 | 農地の売買の窓口は、農業委員会事務局(長岡市の案内) | 農地・山林の手続きを確認 |
| 価格が高い | 査定が複数あり、売出価格が高めに見える。内覧が少ない | 標準の媒介契約約款では、売出価格(媒介価額)が不適当になったとき、会社は根拠を示して変更を助言する | 会社に根拠を聞く |
| 立地 | 周辺に買い手が少なそう | 売れにくい立地かどうかを示す公的な基準は、確認できなかった | 空き家バンクや買取も含めて比べる |
農地・山林がある場合は、売る・貸す・届け出る手続きが住宅とは違います。次の記事にまとめています。
会社からの報告で、Bの原因を探る
専任媒介契約では、会社は2週間に1回以上、専属専任媒介契約では1週間に1回以上、業務の状況を報告します(標準媒介契約約款)。専任と専属専任の有効期間は、3か月を超えない範囲です。
報告を受けたら、次の点を聞きます。
- 問い合わせの数と、内覧の数
- 買いたい人の希望が、価格なのか、建物の状態なのか、土地の条件なのか
- 売れなかったとき、会社が提案する見直し策
公的な「売れ残りの期間の目安」は、確認できませんでした。※確認中: 新潟県内の空き家が売れるまでの標準的な期間(公的な統計)
8つの選択肢を比べる
| 選択肢 | 費用(公式で確認できたもの) | 期間(公式で確認できたもの) | 向く場面 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 1. 価格・売り方の見直し | 仲介報酬は上限あり。800万円以下の宅地・建物は、特例で33万円(税込)まで | 専任・専属専任は有効期間3か月以内 | 買い手がいるが価格が合わない | 値下げは所有者が決める。根拠を聞く |
| 2. 買取(会社が買主になる) | 公的な目安なし | 公的な目安なし | 仲介以外の売り方も比べたい | 自宅の売却は、クーリング・オフができない |
| 3. 訳あり物件の買取 | 公的な目安なし | 公的な目安なし | 再建築不可、傷みが大きい | 扱うか、条件は会社ごと。書面で比べる |
| 4. 空き家バンク | 市町村による | 市町村による | 市場で決まらない。地域で探している人がいそう | 実施していない市町村もある |
| 5. 解体して土地で売る | 解体費の公的な相場は確認できず | 公的な目安なし | 建物の傷みが大きい | 解体後の固定資産税は市で確認。補助は市町村ごと |
| 6. 国に引き渡す(国庫帰属) | 審査手数料14,000円(1筆)+負担金(基本20万円) | 標準処理期間は8か月(超えることもある) | 売れない土地。建物は解体が先 | 建物がある土地、一部の土地は不可。承認されるとは限らない |
| 7. 寄附 | 市による | 市による | 市の基準に合う土地 | 新潟市は建物付きの土地を受け付けない |
| 8. 管理を続ける | 公的な相場は確認できず | 期限なし | 当面使う。決めるまでの間 | 管理は所有者の責任。雪の対応が要る |
相続放棄は、手放す方法として使えるかを、あとで説明します。
選択肢ごとの詳細
1. 価格と売り方を見直す
媒介契約(仲介を会社に頼む契約)を結んだ会社から、価格について助言を受けられます。標準の約款には、売出価格(媒介価額)が地価や物価の変動などで不適当になったとき、会社が根拠を示して変更を助言する、という定めがあります。所有者が価格を変えるときは、会社に通知する決まりです。引き上げるときは、会社の承諾が要ります。
仲介の報酬(仲介手数料)は、売買の契約が成立したときに請求できるもので、上限は国の告示で決まっています。物件価格が800万円以下の宅地・建物は、低廉な空家等の特例で、30万円の1.1倍(33万円)まで受け取れます。令和6年7月1日からの扱いです。特例を使うには、媒介契約の前に、会社が報酬額を説明して合意を取る必要があります(国土交通省)。
見直しの前に、次のことを確かめます。
- 名義、荷物、境界といったAの原因が残っていないか。
- 再建築不可や傷みのような、価格に響く事情を、会社に伝えてあるか。
- 複数の会社の査定の根拠が、そろっているか。
買取や仲介の違い、媒介契約の3種類、査定書類は、次の記事にあります。
2. 買取で売る
買取は、不動産会社が自分で買主になる売り方です。買い手を探す手順が、仲介とは異なります。買取価格や期間の公的な目安は、確認できませんでした。
自宅を不動産業者に売った場合、クーリング・オフはできません(国民生活センター)。強引な勧誘や、安い価格での契約の相談例も出ています。助言は、次の3点です。
- よく分からないこと、納得できないことがあれば、解決するまで契約しない。
- 勧誘が迷惑なら、きっぱり断る。
- 不安なときやトラブルになったときは、消費生活センターに相談する。消費者ホットライン「188」が窓口です。
複数の会社の条件を、書面で比べてください。価格の内訳、引き渡しまでに所有者が負担する費用、引き渡し後の不具合の扱いを確認します。
3. 訳あり物件として扱ってもらう
再建築不可や、雪で傷んだ家を、買取で扱う会社もあります。扱うかどうかと、価格の付け方は、会社ごとに違います。公的な価格の目安は、確認できませんでした。
進めるときは、次のことを守ります。
- 再建築不可、雪による傷み、境界の不安は、最初に会社へ伝える。
- 複数の会社に、同じ情報を渡して、査定を比べる。
- 契約の前に、契約書を書面で受け取って読む。
再建築不可の確認方法は、前の表のとおりです。新潟市の建築行政課では、道路の種類の照会に応じています。新潟市の別のページに、接道していない敷地に建築する際の認定・許可の案内もあります。認定や許可で建てられるかは、個別の判断です。ほかの市町村は、その市町村の建築の担当課に確認します。
4. 空き家バンクに載せる
空き家バンクは、自治体が空き家の情報を集めて、インターネットなどで発信する仕組みです(新潟県)。運営は市町村ごとで、実施していない市町村もあります。新潟県のページに、市町村の窓口の一覧が載っています。長岡市は、空き家を含む土地を登録できると案内しています。
登録の条件や、契約の仲介を誰が行うかは、市町村で違います。次の記事に、市町村別の違いを載せています。
- 長岡市の空き家バンクは市が仲介しない|登録の流れ・登録期間は2年以内・探し方・補助
- 上越市・新潟市の空き家バンク|登録方法と使える制度(新潟市は西蒲区のみ)
- 三条市・燕市・柏崎市の空き家バンク|登録の流れ・運営の違い・使える補助
- 新発田市・村上市・佐渡市の空き家バンク|登録条件・仲介・使える補助
5. 解体して土地で売る
建物の傷みが大きいと、建物のない土地として売ったほうが決まりやすい場合があります。ただし、解体の費用は先に出ます。解体費の公的な相場は、確認できませんでした。※確認中: 解体費の公的な目安
解体に使える補助は、市町村ごとに違い、多くは着工の前の申請が必要です。次の記事に、県内の補助の一覧があります。
- 新潟県30市町村の空き家解体補助金一覧|2026年度の補助率・上限額・受付期間・着工前の申請
- 新潟で実家を解体する費用の考え方|見積もりの内訳・補助金・滅失登記
- 実家の解体は着工7日前に届出|新潟の手続きの順番・窓口・滅失登記の期限
建物を壊した後の土地の固定資産税は、市の資産税の窓口で確認してください。仕組みは、次の記事で説明しています。
壊すかどうかは、買い手が決まっているかを見てから決めても、遅くありません。相続した空き家の3,000万円特別控除は、家を取り壊した後に土地を売る形でも、要件を満たせば使える場合があります(国税庁)。
6. 国に引き渡す(相続土地国庫帰属制度)
相続や遺贈で取得した土地を、国に引き渡せる制度です(法務省)。審査があり、申請すれば必ず引き取られるわけではありません。
- 建物がある土地は、申請できません。解体してから申請します。
- 審査手数料は、土地1筆(登記上の土地の数え方の単位)につき14,000円です。
- 承認されたら、負担金(国が10年間管理する費用に当たる額)を納めます。基本は1筆20万円です。市街化区域などの宅地・農地や、森林は、面積に応じて20万円以上になる場合があります。
- 担保権(抵当権など)のある土地、境界が明らかでない土地、土壌汚染のある土地は、申請できません。一定の崖のある土地、地下に埋設物がある土地などは、承認されません。
- 標準処理期間は8か月です。事案によっては、これを超えることがあります。
- 共有の土地は、共有者全員で申請します。
- 新潟県の土地の申請先は、新潟地方法務局の本局です。相談も本局で、予約制です。支局では、申請も相談も受け付けていません。
実家の土地に建物が残っているうちは、使えません。使える場面は、建物を解体したあとの土地、または建物のない山林・田畑・空き地です。要件と費用の詳細は、法務省の「相続土地国庫帰属制度」のページで確認できます。
7. 寄附する
市町村への寄附は、受け付けるかどうかを、市町村が判断します。
新潟市は、土地の寄附について、次の基準を示しています(2026年4月1日更新)。
- 将来、紛争や苦情が起きるおそれがない。
- 将来、多額の維持管理費がかかるおそれがない。
- 市が管理するのが不適当ではない。
- 行政利用または売却による価値が見込める。
- 農地の場合は、宅地への転用許可が得られる。
建物などが付属する土地は、受け付けられません。事前相談ができます。申込みは、各区役所の地域総務課(総務課)です。そのほかの市町村は、その市町村の財産管理の担当課に確認してください。※確認中: 実家のある市町村の、土地・建物の寄附の受け入れ基準
個人への寄附(贈与)は、贈与登記が要ります。長岡市のページは、個人への寄附は司法書士に相談するよう案内しています。
8. 管理を続ける
決められないあいだは、管理を続けます。管理は所有者の責任です(新潟県)。雪処理がされていない空き家には、落雪や倒壊の危険があります。
長岡市のページには、管理の方法として、不動産業者への管理の委託のほか、草刈りや雪下ろしをシルバー人材センターや土木業者に頼める、と書かれています。管理の費用の公的な相場は、確認できませんでした。※確認中: 空き家の管理の委託費用の公的な目安
冬の管理は、次の記事にまとめています。
- 新潟の空き家を自分で管理する方法|電気・水道・火災保険・月1回の点検項目
- 空き家の雪下ろしは所有者の責任|県外在住でも同じ・落雪の賠償・雪の前の段取り
- 新潟の空き家の冬支度は11月に水抜きと雪の手配から|月別チェックリスト(11〜3月)
管理を続けることは、解決ではありません。売る、壊す、手放すのどれかを決める時期を、先に決めておきます。
税の特例が使えるか
売れない家を安く売るときは、税の特例を確認します。
| 特例 | 要件の概要(国税庁) | 期限 |
|---|---|---|
| 相続した空き家の3,000万円特別控除 | 昭和56年5月31日以前に建築された家(区分所有建物でない)。相続の直前に、亡くなった方以外に住んでいた人がいない。取り壊さずに売るときは、耐震基準を満たす(売った翌年2月15日までに満たす形も可)。相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売る。売却代金は1億円以下。控除は最高3,000万円で、令和6年1月1日以後の譲渡で、家と敷地を取得した相続人が3人以上のときは2,000万円まで | 令和9年12月31日までに売る |
| 低未利用土地等の100万円特別控除 | 都市計画区域内の低未利用土地等(使われていない、または利用が周辺より著しく劣る土地)。売った年の1月1日で所有期間が5年を超える。譲渡価額が建物の対価を含めて500万円以下(市街化区域などは800万円以下)。売った後に利用される。市区町村長の確認書が要る | 令和10年12月31日までに売る |
長岡市のページは、低未利用地の譲渡の100万円控除について、都市政策課土地政策班への問い合わせを案内しています。空き家のある土地が「低未利用土地等」に当たるかは、市町村と税務署で確認してください。※確認中: 空き家のある土地が低未利用土地等に当たるか(国税庁・実家のある市町村)
どちらも、すべての家が使えるわけではありません。使えるかどうかは、税務署か税理士に確認してください。
相続放棄は、手放す方法になるか
相続放棄をすると、被相続人の権利や義務を引き継ぎません(裁判所)。期限は、自分のために相続が開始したことを知った時から3か月以内です。
次の点に注意します。
- 放棄は、実家だけでなく、被相続人の財産全体が対象です。裁判所の案内ページに、特定の財産だけを選んで放棄する手続きの説明は、見当たりませんでした。
- 放棄の時に、相続財産に属する財産を現に占有しているときは、相続人または相続財産の清算人に引き渡すまで、その財産を保存する義務があります(民法940条)。
- 相続財産の全部または一部を処分すると、相続を認めたものとみなされます(民法921条)。ただし、保存行為などは除かれます。処分のあとでは、放棄が認められない場合があります。
放棄を考えているときは、処分する前に、専門家へ相談してください。
県外に住む50代の進め方
県外から進めるときの順番です。
| 順番 | やること | 補足 |
|---|---|---|
| 1 | 登記事項証明書と納税通知書を取る | 名義、共有者、地目、建築年を確認 |
| 2 | 家の状態を写真に残す | 雪の傷み、雨漏り、荷物の量 |
| 3 | 冬までの管理を決める | 雪下ろし、見回り。決められないなら管理の委託 |
| 4 | 相続登記と、共有者の意向を確認する | 名義が先 |
| 5 | 複数の会社に査定を頼み、根拠を聞く | 買取と仲介の両方 |
| 6 | 理由をA・Bに分けて、手を打つ | 前の表 |
| 7 | 期限を一覧にする | 相続登記は知った日から3年、3,000万円控除は相続から3年目の年末と令和9年12月31日のうち早いほうなど |
| 8 | 売れないとき、選択肢を比べる | 本記事の表 |
実家に通えない人が、手続きを進める段取りは、次の記事にあります。
相談窓口
| 相談したいこと | 窓口 | 公式に確認できたこと |
|---|---|---|
| 空き家全般(売買、管理、除却、相続、活用) | にいがた空き家管理活用サポーター(新潟県 都市政策課 025-280-5428) | 分野ごとに登録された個人・団体がいる。相談料が発生する場合があるため、事前に確認する |
| 相続登記、書類 | 新潟県司法書士会 相続登記相談センター(0120-13-7832) | 平日10時〜12時、13時〜16時。相談は無料。面談は毎週水曜の午後、予約制 |
| 法律問題 | 新潟県弁護士会(025-222-5533) | 法律相談料は原則30分5,500円(税込)。内容や資力によっては無料のことがある |
| 法律の総合案内 | 法テラス サポートダイヤル(0570-078374) | 平日9時〜21時、土曜9時〜17時 |
| 国庫帰属 | 新潟地方法務局の本局 | 予約制。025-226-0951(平日8時30分〜17時15分)か、法務局手続案内予約サービス |
| 不動産の売買 | 宅地建物取引業の団体、不動産会社 | 市別の窓口は、新潟市・長岡市の記事にある |
県の相談窓口の一覧は、2023年7月4日更新のページです。最新の連絡先と相談日は、各団体で確認してください。
- 新潟市の実家を売る流れは7段階|期間・費用・窓口と3,000万円控除の期限
- 長岡市の実家を売る流れは6段階|相続登記から3,000万円控除・相談先まで
- 上越・三条・柏崎・新発田の実家を売る|4市の窓口と補助の違い
当サイトは、司法書士・弁護士・税理士などを紹介して、紹介料や報酬を受け取ることはありません。
新潟の売れない実家のよくある質問
Q. 売れない実家は、放っておいてもよいですか?
放置したままにするのは避けてください。空き家の管理は所有者の責任です。雪処理がされていない空き家には、落雪や倒壊の危険があります(新潟県)。また、相続登記は、相続を知った日から3年以内の義務です。管理を続けるにしても、期限を決めて、売る・壊す・手放すを検討してください。
Q. 建物が古くて、買い手がつきません。
建物を解体して土地で売る方法があります。解体費は先に出ます。補助は市町村ごとです。買い手が決まっているかを確認してから、壊すか決める方法もあります。
Q. 再建築不可でも、買い取ってもらえますか?
扱うかどうかは、会社ごとに違います。公的な基準は、確認できませんでした。再建築不可であることは、最初に会社へ伝えてください。認定や許可で建てられる場合もあります。
Q. 国に引き取ってもらえますか?
土地のみで、相続や遺贈で取得した場合は、相続土地国庫帰属制度があります。建物がある土地は申請できません。費用は、審査手数料が1筆14,000円、負担金が基本20万円です。
Q. 市に寄附できますか?
市町村が受け入れるかを判断します。新潟市は、建物が付属する土地を受け付けていません。維持管理費が将来多額になるおそれのない土地などが基準です。
Q. 売れないときに、相続放棄をしてもよいですか?
放棄は、実家だけでなく、財産全体に関わります。期限は3か月以内です。処分する前に、専門家へ相談してください。
Q. 値下げの目安はありますか?
公的な目安は、確認できませんでした。会社が根拠を示して助言する仕組みがあります。根拠を聞いて、複数の会社の意見を比べてください。
Q. 農地や山林が付いた実家は、どうなりますか?
農地の売買は、農業委員会事務局が窓口です(長岡市)。農地・山林には、住宅とは別の届出や許可の手続きがあります。詳しくは、農地・山林の記事を見てください。
Q. 共有名義の実家は売れますか?
全員の売る意思が前提です。連絡が取れない共有者がいるときは、裁判所の手続きがあります。司法書士・弁護士に相談してください。
次に読む
- 新潟の実家が空き家になったら|売る・貸す・壊すの比べ方と、使える制度
- 新潟の空き家を買い取ってもらうには|買取と仲介の違い・再建築不可・査定書類
- 相続登記は知った日から3年以内に申請|新潟の法務局・過料10万円以下・相続人申告登記
- 相続した農地は10か月、山林は90日以内に届出|新潟の田畑・山林・蔵の手放し方
- 新潟の実家じまいの総費用の目安|片付け・解体・売却・税金を積み上げ
- 実家じまいのお金がないとき|費用を抑える順番と、誰が払うか
出典
確認日はすべて2026年10月11日です。
- 法務省「相続土地国庫帰属制度の概要」 https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00457.html
- 法務省「相続土地国庫帰属制度 Q&A」 https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00459.html
- 法務省「相続登記の申請義務化について」 https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00599.html
- 法務省民事局「民法の改正(所有者不明土地等関係)の主な改正項目について」(PDF) https://www.moj.go.jp/content/001444020.pdf
- 新潟地方法務局「相続土地国庫帰属制度」 https://houmukyoku.moj.go.jp/niigata/page000001_00234.html
- 新潟地方法務局「相談の予約をされる方へ」 https://houmukyoku.moj.go.jp/niigata/page000001_00235.html
- 法務局「登記識別情報は、どのような場合に必要になるのですか?」 https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/000130983.pdf
- 国土交通省「標準媒介契約約款」(最終改正 令和6年4月1日、PDF) https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001723420.pdf
- 国土交通省「空き家等に係る媒介報酬規制の見直しについて」(PDF) https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001749923.pdf
- 国民生活センター「高齢者の自宅の売却トラブルに注意」 https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210624_1.html
- 国税庁「No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3306.htm
- 国税庁「No.3226 低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3226.htm
- 裁判所「相続の放棄の申述」 https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html
- e-Gov法令検索「民法」(第921条・第940条) https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089
- 新潟県「冬季における空き家からの落雪や倒壊にご注意ください」 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/toshiseisaku/akiya-jyosetsu.html
- 新潟県「空き家バンク」 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/toshiseisaku/akiya-bank.html
- 新潟県「空き家の相談窓口」(2023年7月4日更新) https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/toshiseisaku/akiya-soudan.html
- 新潟県「にいがた空き家管理活用サポーターに相談してみませんか」 https://www.pref.niigata.lg.jp/site/toshiseisaku/niigata-akiya-supporter-soudan.html
- 新潟市「建築基準法の道路について」 https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/jyutaku/kenchiku/kenchikudoro/kenchikudoro.html
- 新潟市「解体工事等を発注する建築物の所有者・建設工事元請等のみなさまへ」 https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/gomi/jigyousha/sanpai_home/oshirase/haitai20180625.html
- 新潟市「土地の寄附について」 https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/zaisan/sonota/tochikifu.html
- 長岡市「目的別情報(土地)」 https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate07/land/purpose.html
- 新潟県司法書士会「相続登記相談センター」 https://niigata-shiho.net/souzoku/
- 新潟県弁護士会「弁護士に相談する」 https://niigata-bengo.or.jp/consultation/
- 法テラス(日本司法支援センター) https://www.houterasu.or.jp/